【学生企画!】<第二外国語について聞いてみた!その2 フランス語>

【この企画について】

第二外国語について身近な情報源や実際の経験談を聞く機会がなく、多くの人がなんとなく第二外国語を選んでいるようです。しかし、ネイティブから第二外国語やその国の文化について教わる機会というのは非常に貴重で、なんとなくで終わるのはもったいないのではないでしょうか。今回の第二外国語についての経験談が、公開の内題に外国語選択と、主体的な学習につながればうれしいです。また、既に第二外国語の授業が終わった人にも、読み物として楽しんでもらえるのではないかと思います。

インタビュアー:高島宏太 経済学部2年
答えてくれた方:小林陽介さん 経済学部2年

Q1:なぜフランス語を選んだのですか?
A:英語と似ていると聞いて、やりやすいのかなと思ったことと、友人の中で選ぶ人が多かったからです。フランスの文化に特別興味があるとか、旅行に行きたいと言うことはありませんでした。ただ、フランス語が通じるモロッコのマラケシュ広場で、カタツムリを食べたいという思いがあり、これも大きな理由でした。

Q2:他の言語と迷ったりはしましたか?
A:あまり迷っていませんが、強いて言えば中国語です。中国語を選ぶ友人も多く、名大の経済学部に通っていた兄が中国語選択だったことに加え、最近の成長がすさまじく、ビジネスで生かせるかもしれないと考えたからです。ですが、フランス語の方が華やかかなと思い、最終的にはフランス語を選びました。Bonjourとか言ってみたいじゃないですか(笑)。

Q3:将来の夢と関係はありますか?
A:特にありません。

Q4:フランス語の文法の難易度はいかがですか?
A:難しいと思います。授業を前の方でまじめに聞いていましたが、正直今もよくわからないところがあるくらいです(笑)。活用など、かなり変化が多いので、なかなか覚えられません。文字はアルファベットと似ていて、少し違うものもあるかなという程度なのですが、逆に英語と混乱しやすいのは予想外でした。

Q5:発音の難易度はどうですか?
A:全体的には簡単な方なのではないでしょうか。rが日本語にも英語にもない発音なので難しいですが、基本は英語に似ていると思います。ただ、フランス語のeの発音が英語のuだというように、英語と同じ文字でも発音が違うと言うことがあるので、初めのうちは混乱するかもしれません。

Q6:授業内容はどうでしたか?
A:フランスはカンヌ国際映画祭などが知られているように映画大国なので、いくつかの名作映画を見る機会がありました。また、教科書の例文などで、サンジェルマン大聖堂など日本人が知っている単語が出てくることが多かったです。日本でフランスの文化がよく知られているからか、フランスの文化にそこまで詳しくなかった僕でも知っている単語が多く出てきたので、学びやすかったです。また、フランス語がもとになっている日本語も結構あります。カフェオレ(Café au lait)やポトフ(pot-au-feu)など、なじみのある単語で学べることも多いです。

Q7:人数など、授業の雰囲気はどうですか?
A:フランス語を選択する学生は多いので、クラスの数は多いです。1クラスの人数はクラスにもよりますが、僕のクラスは30人くらいだったと思います。とくにネイティブの先生は優しくて、ユーモアがあって、かっこよかったです(笑)。学生の雰囲気もクラスによりますが、僕はやる気があって前の方で受講していたので、積極的に質問したり、近くの人と教えあったりできました。後ろの方は正直わかりませんが、先生に当てられても答えられる人が多かったので、勉強はしていたのではないでしょうか。また、授業内で近くの人とコミュニケーションをとることも多かったので、なんだかんだ友達もできることと思います。

Q8:単位はどうですか?
A:とりやすいのではないかと思います。テスト当日に寝坊した以外、落とした人を知りません。評価は先生にもよりますが、優しい先生は特に、テストにでる場所を教えてくれるなど、みんなにいい評価をとらせようとしてくれました。全体としては、全く勉強しないで単位を取るのは厳しいけど、テストで学生がいい点を取れるように、手厚くサポートしてくれるという感じです。

Q9:フランス語を選択して良かったですか?
A:楽しかったので、良かったと思っています。お店などでフランス語が使われていることも多く、意味がわかると面白いしうれしいです。

 

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