「キタン会」とは
1.名古屋大学経済学部の沿革
大正9年(1920年)11月26日創立の官立名古屋高等商業学校が、昭和24年(1949年)の学制改革で新制名古屋大学経済学部に継承されて現在に至っています。
2.「一般社団法人キタン会」とは
「一般社団法人キタン会」は上記両校卒業生の同窓会です。この会は、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」により一般社団法人格を認定された学内でも唯一の同窓会です。また我が国に数ある同窓会の中でも、法人格を持つ同窓会はきわめて限られたものです。
キタン会100年の歩み→(PDFファイルが開きます)
3.「キタン」の由来
キタンは「其湛」。出典は詩経「小雅」篇に「子孫其湛、其湛日楽」とあります。意訳すると「子孫やよたのしやな、やよたのしやな、さてもたのしや」と音楽を奏で祖先をまつり、一族が相集まって楽しむ様を歌ったものです。これを我が同窓会名とした名付け親は開学の祖・文学博士渡邊龍聖初代校長です。
4. キタンの「マーク」の由来
同窓会員”K”をとりまく第一の円環は地球を象徴しています。その外側の円環は銀河系を示し、さらに外側の円環は地球と銀河系を包括する宇宙です。従って、このメークは永遠の若さ、無限の発展進取、積極的な行動、協調的精神、活動的な調和の意識等が込められているといえましょう。このマークはキタン会の「団結・親睦・発展」を象徴したもので、我々キタニアンが拠って立つべき倫理的精神がシンボライズされています。
5.We’re 其湛会
人、社会、未来のかけ橋となれ。
カーン、カーン。校舎に、街に、鳴り響く「創統の鐘」。
1924年。第一回卒業生の卒業記念として建てられた
其湛塔の鐘の音。それは、まさに“其湛会”の
歴史の一ページを告げる音でもありました。
“其湛会”の名づけ親、渡邉龍聖・初代校長は記しています。
「卒業生・教員および現役学生が、その能力を
最大限に発揮し、協力し合って、共に末永く繁栄することを願う」。
“其湛会”のこの3文字に込められた「団結」「親睦」「発展」。
これこそが、一世紀にわたり、先輩から後輩へ
脈々と受け継がれてきた“其湛会”の真髄です。
この揺るぎない精神を大切にし、次の100年に向けて、
さらに実り豊かな大木に成長させていきたい。
それは、ひととのつながり、社会とのつながり、
未来とのつながりをさらに深め、
その「かけ橋」となっていくことであると考えます。
“其湛会”ならではの、一人ひとりの知見、経験、
人脈を活かし、価値ある情報の提供など、
新たな一歩を推し進めていきたいと思います。
貢献の歓びを共に。We are 其湛会